【川端実】静物　10号　油絵 「真作」【貴重な戦前作品 第２弾】

カテゴリホビー、カルチャー美術品絵画油彩自然、風景画状態全体的に状態が悪い（詳細）【川端実】静物 10号 油絵 「真作」【貴重な戦前作品 第２弾】
額縁の大きさ約69㎝×78㎝。作品の大きさ約45.5㎝×53㎝

貴重な戦前作品を出品致します。
古いものなのでかなり劣化があり、状態は悪いです。
裂けている部分もございます。
よろしくお願いいたします。
戦前の作品は空襲により焼失したものとみられ、とりわけ渡米後帰国までに描かれたキュビズムの影響を受け始めた頃の作品はその後戦後58年に渡米、ニューヨークに活動拠点移し抽象表現作品の推進者となるまでの過程を知るうえでも貴重なものと言えると思います。 1948年美術手帳No.8において、自ら「寸時のニューヨーク」と題し、1939年11月にニューヨーク近代美術館（MoMA）で開催されたパブロ・ピカソのアメリカ初の大回顧展を鑑賞した様子が執筆されています。 洋梨の描写においてキュビズム的表現が見られるのが興味深いところです。 1951年の「裸婦と鏡」の乳房の描写に類似点が見出せます。

1939～1941年の作品ではないかと思います。
 
39年8月、渡欧の途につく。パリに入るが、第二次世界大戦の勃発により、退去命令をうけ、ニューヨークに渡る。しかし、ヨーロッパが急変する様子がないことを知り、再びフランスに戻った。その後、戦渦の拡大によりイタリアに移った。が、イタリアも参戦したことから、41年9月に帰国した。 「東京文化財研究所 アーカイブベースより引用」