管理番号 | 新品 :11235020 | 発売日 | 2024/12/25 | 定価 | 1,400,000円 | 型番 | 11235020 | ||
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カテゴリ |
xkcrx 【商品名】
MARTIN D-45 (1977) シリアルNO.391366
【商品説明・状態】
言わずと知れたアコースティックギターの最高峰、MARTIN D-45、1977年製になります。
シトカスプルーストップ、ローズウッドサイドバック、マホガニーネック、指板・ブリッジ(変更)はエボニー、ポジションマークはスノウフレイクインレイ、ピックガードは渋いべっ甲柄、ペグはオリジナルのグローバー・ゴールドペグで動作もそれほど問題はありません。
ネックは太目ですが特に反っているようなこともなく、ハイポジションまで比較的楽に弾くことが出来ます。
ブレイシングをスキャロップしているためトップに若干の浮きは見受けられますが、プロのチェックでは許容範囲とのことです。
全体的に傷は多いですが(特にトップ)、現状特に修復しなければならないようなものは無く、プレイヤビリティに問題はありません。
【変更・リペア他】
●ポジションマークが通常のヘキサゴンからスノーフレイクインレイに変更。
●ブレイシングがスキャロップドブレイシングに変更。
なおこの2点の製作は有名なギターショップである「GRUHN GUITAR」が行っており、実際に制作したのは著名なギター製作者であるジョン・グレーベン氏が行っております。
※証明書が付いており、内容としては以下の通りになります。
「このD-45はマーチン社がストライキ中の1977 年の秋に作業長によって製造され、工場から運ばれた。
本品はAAプレーンネック、つまりパールインレイなしで注文され、テネシー州ナッシュビルにあるGRUHN GUITARS会社がネックのダイヤモンドインレイを手掛けた。
この作業は、現在は独立したギター製作者であるジョン・グレーベン氏によって行われ、ブレイシングのスキャロップ加工も行った。
スキャロップ加工したギターは太い弦ではなく、中程度の弦または軽い弦のみを使用する必要がある。」
だいたい要約するとこのようなことが書かれておりますが、内容からすると通常のラインとは違うところから製造されたギターのようです。
●ブリッジ張り替え(材質はエボニー)と、それに伴ってのブリッジプレートの修正。
●ナット・サドルを牛骨にて作成・変更
●リフレットと指板修正
以上3点は4年ほど前に同時に行っており、ネックの状態を含めてチェックされておりますので、一部フレットの減りはありますがまだしばらくは変更する必要はないかと思います。
●ピックガードがべっ甲柄のものに変更されております。
●ネックエンドにストラップピンを打った後があり、埋めてありますがその部分だけ白くなっています。(さすがアメリカの作業という感じです。)
改めて記載いたしますが、本ギターはプレイヤーズコンディションで決してコレクションアイテムではありません。
したがってシトカスプルーストップのD-45としては、普通の状態であれば現在200万近くの金額で取引されておりますが、傷やリペア、仕様変更等を鑑み、お安く出品させていただきます。
なおオークションという性質上、ノークレーム・ノーリターンのお取引でお願いいたします。
ちなみにサウンドはスキャロップブレイシングのせいか、どちらかというとドンシャリ系のサウンドになります。
【付属品】
オリジナルのブルーケース、シリアルNOの入った説明書、改造証明書、オリジナルのサドル・ナット
なお発送は緩衝材を入れて、ギター専用段ボールにて梱包、宅急便200サイズにて発送いたします。・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・ (2023年 5月 17日9時 05分 追加)写真が小さく見辛かったので修正したのと、D-45としてはかなり弾き込まれてきているので傷が多く、またポジションマーク・ピックガードの変更、さらにブレイシングをスキャロップに変更してあるため、相場よりもかなり低めの即決価格で再出品しました。現在ではなかなか出てこない1970年代のD-45、とりあえず1本持っていても損はないかと思います。