Merzbow使用機材 Audible Disease Parindrome PD-1 初期型?

ノブの種類、シリアルナンバー、出音(特徴的なフィードバック音)から察するに初期に作られたものみたいですが、仕様の違いについてはブランドが既に工房を畳んでいるので確認できませんでした。こういうニッチニチなブランドを買い支えなかった我々が悪いとです。だから殆どのノイズ系のブランドはフェードアウトするか、（不労所得か株か子供部屋おじさんで）羽振りが良いユーザーが多いモジュラー専門に転向したとです。
エフェクターはBossで事足りて、バンドらしいバンドを志向する方なら死ぬまで縁の無い屑箱です。見た目もですが、兎に角クセが強いです。各ノブのかかり方が0からいきなり90いって100みたいな、まともな製品なら故障と思われかねない挙動をします。とち狂った仕様として、最大音量が明らかに音割れしているので、アンプのコーンを破壊しそうになったり、後段のエフェクターのボリューム設定をガン無視したり、ある方法でラジオが受信できたりといったものです。存在がノイズですね。市場に出回る製品の域から外れています。このブランド自体、ビルダーが自分用に作ったものを売るという超パーソナルでインディーズ志向なので、それを地で行く機材と言えるでしょう。
ギターに接続してとか紹介されたりしますが、筐体がペラッペラなので、足で踏もうものなら一瞬で潰れると思います。
スタジオライブに駆り出されまくったのか、はたまた家にキノコが生える環境なのかは存じませんが、つまみの金属部分に錆びてる箇所があります。最近は錆びのレリック加工を有り難がるんだから、時代に追いついたのでしょう。
中古で購入した時点で底のネジが1個なかったです。3個は残っているので、勝手に開くことはないです。(多分)ファズの類なので、内部は笑えるほどスッカスカです。セミかよ
シンセを名乗ってますが、自己発振するならシンセと言っていいルールなんですかね。