長松管楽器研究所　純銅製リガチャー(クラリネット用)

長松管楽器研究所のクラリネット用リガチャーになります。一時期ザビーネ・マイヤー氏も使用していた事で品質の高さは保証されています。素直によく響くリガチャーですが、現在ほぼ使用しておらず、今回整理のため出品いたします。キャップ、リガチャー内側交換フェルト2枚付属。製造時に付いたと思われるキズは存在しています。定価17,600円以下Webサイトより(一部編集) リードの振動理論から導き出したリガチャー構造理論によって構成され、各音域での発音性の改善やダイナミックレンジ拡大に効果があります。世界初の独特な視点と構成により、響き・鳴り・コントロール、全てにわたり世界最高級の品です。　ザビーネマイヤー女氏も長松リガチャーを使っております。最近はドイツ、アメリカなど海外での評判も非常良く、多くのプレイヤーが使用するようになりました。　リガチャーを手がけて40年、洋白材から真鍮材へ、そしてリードの押さえ部の非金属化へと進んできましたが、さらにもう一歩進化して、ようやく自分でも納得できるものとなりました。　良いリガチャーは、①リードが振動しやすい材料(質)が用いられていること、②リードの弾力性を充分に引き出し活用できる位置を押さえるようになっていること、③さらに、リードの振動をサポートする工夫が追加されていることの3つの要件が深く追求されることによって実現されます。　長松式新型リガチャーは、①には音質と鳴りの良さを得るために銅が用いられ、②にはリード全体を良く働くようにするために4個の小長方形の押さえ部が、前後両端開きに角度をもって配置され、③には糸を縦方向に巻き付けて、リードの縦の組織が良く働くように工夫してあります。　このリガチャーを用いると、特にスロート・トーンの鳴りが極めて良くなります。そして低域から高域まで伸びのある充実した音が得られ、使用できるリードの範囲が広がると共に、演奏者の表現意図がより表しやすくなります。